閨閥、馴れ合い主義は氏ね

日本の問題点は閨閥とか馴れ合いという保守的で腐敗しきった空気が蔓延していて何ら夢がないということだ。子どもにはこの社会には夢があるようにみえるかもしれんけれども(テレビのタレントなどをみていれば)、それは金を回すためにマスコミが作り出したウソであり、それに馬鹿な国民が洗脳されているだけだ。この国には本質的に作為の契機や夢がない。外から圧力がなければ肝心なことは何もしないのである、ここは。

官僚を製造する東大法学部というところはわけのわからない組織である。全国から野望を夢見て我こそはと集まったエリートなのに、法学部を出る頃には、野望を実現しようというエネルギーも闘士も消えうせて、保守的な官僚や企業役員になってしまう。あの糞虚しい法学部試験砂漠をさまよっているうちに志操を骨抜きされてしまい、苦労して卒業するころにはただの人になってしまうからだ。今の中央省庁がほしいのは、命令を聞いて働く有能な良い子ちゃんであるというのが本音であり、野望を持ってるような危ない奴はほしくない。しかし能力はつけてほしい。そこで東大入試までは騙しておいて勉強させ、法学部砂漠に誘い込んで野望を一気に骨抜きし、能力ある良い子ちゃんを製造するという陰謀なのである。

ところが国民がこの仕組みに気づいてきたので、若者の自殺が増えるようになった。そこで政府は2chを使って国民を馬鹿にしようという作戦に出たのである。しかし、それが全然功を奏しなかった。国民は予想以上に真実に気づいてしまったのである。それがはっきりしたのが去年の夏ごろだ。

結局官僚は自分のことしか考えていないし、前例踏襲なのである。国民に本当の意味での夢を与えない。ただ自分の既得権益を保守しながら、国民を騙して能力だけはつけさせようということばかり考えている。そのため、マスコミと癒着して若者を騙すような番組やネット掲示板を配備させる、というような小ざかしいことしか思いつかない。自分の地位はなげうって、若者に夢を、なんてことはつゆとも考えないわけだ。したがって、この国には虚の夢ばかりが溢れ、本当の夢なんてのはどこにもないということになる。こんな糞国家じゃ生きているに値するとすら思えないであろう。