国土交通省って一部のエリート大学卒しか入れない特別な職場ですよね。なのにどうしてTVではバッシングされ、薄給激務と言い張り、職員はどこにでもいるサラリーマンのふりをしていると思いますか。それは、この国を回しているのが彼らではなく、彼らが作った書類に操られる全国民だからです。つまり、彼らは書類さえ作っておけばよく、後はその仕組みがばれないように必死で演技をすることが職務なのです。彼らの仕事は、今ではほとんど意味がなくなった法律作成、国会議員にどなられるふり、地方巡業、インターネット工作であり、真に人間らしい仕事などしておりません。こういう連中が牛耳るようになった国は終了です。
もっとも彼らもこの国の未来に希望を失い、暗澹としているのですけどね。彼らが毎日しているのは、今までに作ってきた巨大なシステムのメンテナンスでしかありません。そして、国民にこの仕組みがばれないように毎日願をかけているのです。もともと、矛盾だらけのロボットなので、いつぶっ壊れてもおかしくありません。まあこんな茶番社会を理想の文明などと口が裂けても言えませんがね。
ちなみに、公務員採用の原理とは、このウソを演じるのに適任かどうか?という基準である。


数学は遊び心がなければ扱えないものであるところ、日本社会の価値観には基本的に遊び心というものが消え去っているので、どうしようもありません。エラトステネスのふるいなどについても、自然に対する探求心が旺盛だったギリシャ人だからこそ発見しえたものです。日本では、エラトステネスのふるいは、大学の計算機科学の教授などが、これを使うと素数の求解速度が上がりますなどとしたり顔で教えてくれますが、おそらく数学科が欧米に学んで集積した知識からそう言っているだけで、日本人が自分で考えて発見したものではないから、虚しいものがあります。
大体、日本人(とくに東大)は科学知識の果実だけをほしがっているようで、科学知識を考え出したやつはただのキチガイだと思っていますから、致命的です。官僚などはその最たるものです。東大法学部を出て官僚になると利口だというのが日本社会の価値観ですが、あんなの自然的正義からすれば、ただのくそ馬鹿ですよ。あと、そういう価値観を礼賛する日本人も同様にクソ。

誰かが既に発見していることでも、自分で考えて自然法則を導き出すのは楽しいものです。
人間にとって最重要なはずである楽しさというものを無視し、人為的な社会評価のみを最重要視する日本人の価値観には反吐が出ます。