若いうちに大人の嘘の全貌に気づけ
日本人は論理観が発達していない上に、教育が詰め込みに終始しており、個々人も普段から思考するくせがないため、多くの人は社会の仕組みに気づいていないと思います。社会のシステムは数学的体系をなしているのですが、典型的数学問題を脊髄反射で処理することを強いられ、数学の体系の成り立ちを教えられていない多くの日本人にとっては、その仕組みに気づくことは一生ないのです。ややもすると、最も頭がいいとされる東大生すらも、気づいていない可能性が高いです。なぜなら、東大の入試も教育も、数学的論理体系など教えず、ただパターン問題を処理しているだけだからです。さらに、この仕組みを知っている親でも、子育てにこの仕組みを利用しているので、子どもを一定方向に導くことはあっても、仕組みの全貌を子どもに教えることはありません。大事なことは、就職をする前のフリーな状態のときに、いかに気づき、わなを回避し、政治家どもの寝首をかけるかだと思います。大人になれば会社の規則などにより馬鹿でも気づかされることであり、若者のうちに気づくことに値打ちがあるのです。