2010-11-19から1日間の記事一覧

ヘルムート・コーイング『ヨーロッパ法文化の流れ』(上山安敏監訳、ミネルヴァ書房)によれば、

歴史的に法的思考に次の3つのタイプがあるという。つまり(1)矛盾を内包する法源の集成に対して区分と峻別により矛盾を解消しようとするもの。スコラ哲学に由来する。(2)17世紀に始まり18世紀に発展した、公理と演繹的体系による総括の方法。(3…

国策逮捕

国策逮捕というものがあるのかどうか知らないが、現行制度上、警察が、ある人の犯罪行為だけを特に逮捕し、ほかの同種の犯罪を無視しても、違法にする法律がない。また、痴漢などの場合、痴漢されたと言っている方が巧妙に演技をしている可能性を不問に付し…

社会的機能法がすき

そもそも私は昔から嘘が嫌いだった。テレビや教師はきれいごとを言うが、そんなものないじゃないか、と子どもの濁りのない目には映っている。また、教師が「理由を言え」ということが多かったが、その理由というのが、向こうが作り出した理由であり、結論と…