日本のどうしようもなさ

日本の大人が価値ありとしているのは、どうやら制度のみであり、それ以外はどうでもいいと思っているようだ。ここでいう制度とは、法律だけではない。制度的なものすべてである。これに対して自然の豊潤さは軽視している。いかにこの国が計画的で老獪な社会か分かる。ヨーロッパの豊かさと比べると、この国は本当にどうしようもない。人間的、精神的に非常に貧しい。親が子どもに殺されると言うのは、システム的な観点からの愚かさはともかく、過剰な制度的思考が自然と矛盾したため、自然が反抗したと解することができる。俺はロボットじゃねえ、というわけだ。