犯人の性格=天真爛漫

年齢=20代前半

境遇=荒廃家庭出身、無職

犯罪の軽重、情状=脅迫罪、業務妨害罪の構成要件に該当するかどうかも怪しい行為

犯罪後の状況=正義の批判を継続


日本の法律って個々人の尊重を最高理念とする崇高な思考体系のようなふりをして、実はお上の支配道具でしかないという気色悪いシロモノなんですわ。言いかえれば、言っていることとやっていることがまるで違う。その気色悪さを子どもは何となく感じて反発するわけです。俺たちのためのものだと言っているけど、どうせお前らのためなんだろ、という。大体、お上が偉いんだったら、お上のための法律を作ればいいし、それに従わせればいい(幕府法のようなもの)。そっちの方がまだサッパリする。ところが、個々人のためと言いつつお上のためという気色悪い法律を作るから、話が滅茶苦茶となり(自由なんかないのに自由があると主張する人が出てくる)、法律が嫌われるわけである。何が問題かというと、現代日本において法律に関わっている者(特に官僚、東大法学部教授)の「ものの考え方」がこの上なく気持ち悪いことである。