日本は奴隷社会ですが

鞭打ちがいて奴隷をこらしめて働かせているというような
典型的な奴隷社会ではありません。一言でいえば知識を持つ集団が発する
念力(マスコミ情報)によって社会全体が同質化され(思考の文法が固定され)
人々はやるべきことが予め決まっており、不自由になっています。
なぜこうしているかというと、この国は実利が好きで
無駄と馬鹿を徹底的に嫌うからです。この国では、能率と知恵が
崇め奉られており、知恵を使い能率よく生産することを至上としています。
古代の奴隷社会を生産性の観点から賢く改善したものが
日本の奴隷社会といえます。その結果が日本の経済成長とも
いえるでしょうが、この隷従社会のため、日本人は人として肝心な
ものをおおいに犠牲にしています。ゆえに多産でも不幸な社会が現出している
わけです。日本は明らかに間違った社会なのですが、一方で
これが人間社会の頂点かのような虚構も流布されているため、人々は
この社会の満足しています。しかし、日本は本質的なものが
枯渇した、見栄だけの奴隷社会に過ぎないのです。