判例実務の論理は人権を認めていない

車両検問で、逃げようとする車に警察官が手を突っ込んでキーを切る行為が判例で認められているのは、それが公共の福祉にかなうからです。逆に、車中のボストンバックを破り開けて覚せい剤を押収するのが違法なのは、公共の福祉の点からそれがやりすぎだからです。本当はそこに人権侵害がどうのこうのという論理は入っていません。すべて公共の福祉です。