日本は本当にくだらぬ社会

日本の組織は今でも大部分身内の論理で動いており
内政や外交など国全体の利益になることについては協力して
機能的に動くが、全体として公共の福祉へ向けた協働などという
正義の論理とは程遠い
いつもは縄張り争いをしているだけでその実態は全然
変わっていないのだ。自分のところを維持するだけで
精一杯なのである
数年前にいた改革派政治家は、国民には官僚打倒だの自民党をぶっ壊す
などという強烈なパフォーマンスをしつつ、実際のところは
20世紀までに出来上がった硬直的なシステムに少しばかり
ゆらぎを導入して、適当に修正できれば万万歳という
程度の目標設定で行われていたもので
今までの政官財システムを更地にして国民主権を
実現するなどということはだれも考えていなかった
今はどうかというとシステムが少しばかり改善した
だけで全体的にはほとんど変わっていない
日本は進歩も進化もしておらず、ただ行方不明なまま
国内混乱を起こさないようにごまかしごまかし
前に転がっているに過ぎない
いよいよ平衡状態になって上にも下にも行かない国に
なってしまった。このさきシステムをメンテナンスしながら
進むのであれば未来も希望もあるわけがない
さらに出来上がったシステムは別にすばらしい文明ではなく
生産ロボットでしかない。こんなロボットに油をさしながら進む
時代では、やる気もくそもあるまい
私はロボットを壊して自然の本質からはじめる文明社会を
作れといってるのだが、馬鹿どもから返事はない