東大法学部を出て官僚脅迫した人間が居る、という事実命題は永遠に日本人の頭から消えることはあるまい。

そして、それを思い出すたびにテメエの頭を支配している「ウソ」が動揺するはずである。東大法学部卒で官庁入省などという非本質的、虚偽的な行為が評価される時代は過ぎ去った。社会が安定して今一度日本人とはどういうものかをみんなが考えたとき、あまりにもくだらない本質が顕わとなり、自分の醜さと先行きの不透明さが社会を被っているとき、東大法学部卒の資格で官僚の幻術支配を攻撃し、暗に「真の人間社会を作ろう」と訴えかけることは、実に新鮮で正しい行為だと思う。